JE1TNL のサテライト & お月見 日記



2m HPA整備

今年の連休は暦どおり。

家族サービスの合間に2mのHPAの整備を行った。

右は1.5号機、左は2.1号機。

1.5号機は1号機のキャビティの作り直しや整流基板の作り直しを経て同調機構を大幅に変更し1号機の問題であった耐久性や熱による同調ズレを改善したものである。

共振板は敢えてアルミ板へと変更した。
微調節用の半固定Cも電極をアルミ板に変更し固定Cとし、簡素化を図り熱による同調ズレを極力抑えた。

整流基板は1月に新たに作ったものであるが1号機では330uFだったケミコンを470uFに変更した。

熱による同調ズレであるが、送信を繰り返したり、送信後しばらくインターバルの後送信してもダイアル上の大きなズレは無くなったようだ。ほぼ完成といってもよいだろう。

2号機は1号機のキャビティの材質を思い切って変更した(アルミ板1mm厚から2mm厚へ)が1号機同様、熱による同調ズレが深刻であった。(2号機の記事はこのブログではほとんど掲載無し)

尚、1.5号機での成果を現在2号機にフィードバック中で共振板周りの作り替えを行っている。
(既に2号機とは呼べないので改め2.1号機)

1.5号機は2号機のキャビティのサイズや材質をコピーしたものなので逆に1.5号機と同じサイズ・材質のパーツを2号機に載せるのは比較的容易である。

ほぼ構造の同じ1.5号機と2.1号機だが同じように作って共振周波数等がどの程度ずれるのか興味深い。正に再現性テストである。
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# by young_levi | 2013-05-06 22:29 | 2m HPA製作関連 | Trackback | Comments(0)

4/22 直下型プリアンプ修理続き

続きといっても昨日FET交換したプリアンプの動作確認だが・・・

まあジャンクのプリアンプが動作しているかどうかって確かめるのは通常はONにすると信号と雑音が大きくなるかを見る程度だと思う。

大まかな動作確認はその程度で良いと思うが、EMEに使おうかというLNAなら本来はNFまで測定したいところだが、NFメーター等というものは持っていない・・・

それよりも心配なのは「調整するところが無いのに本当に144MHz大丈夫か??」ということ。

周波数特性を見るのに簡易スペアナGigaSt(ver.5)を使ってみた。
まあTG出力をLNAのINPUTに入れてOUTPUTを見るというもの。

結果は下の通り。

上段のシリアルNo.29とシリアルNo.48は今回修理したもの(2011年購入)。
下段のシリアルNo.54とシリアルNo.60は今回モジュール交換するために購入した予備のモジュール。

(つまりモジュール交換のため予備を含めて4つ購入してそのうち2つを実際にアンテナ直下に設置した。設置したのはシリアルNo.53とシリアルNo.59。)

予備品のシリアルNo.54は若干ゲインが少ない様に思うが修理品のNo.29とNo.48は予備品(当然新品)のNo.60と特性がほとんど同じように見える。
恐らくだが、基板に指定通りに部品を取り付ければ同じような特性になるように設計されているのであろう。

まあFET交換が上手くいっていなければこのようにはならないはずなので、修理成功と考える。

-----------
おまけ

以前使用していた川越無線製のハイパワー用LNAの周波数特性 by GigaSt5

似たようなものですか。
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# by young_levi | 2013-04-22 21:36 | EME | Trackback | Comments(4)

4/21 直下型プリアンプ修理

先日壊した直下型プリアンプ(I0JXX製PRE144JXX)は内部モジュールを交換して復活した。
元々プリアンプのケース入っていたモジュール。
なぜか一つはNF<0.4dBでもう一つはNF<0.3dBになっている。
修理して予備として置いておくのは悪くない。

動作中に送信してしまったとはいえ、EMEハイパワーではなくIC-7400の50W。
おそらく、中身が炭になっているはずはないと思われる。
FETは前もって入手しておいたATF54143。

もちろん将来のことを考えて多めに入手しておいたが、その大きさの小さいこと・・・
「壊す」ことよりも「紛失する」ことを防がねばならない。
この大きさを考えるとHPAに使うようなゴツい半田ごてでは無理で精密半田ごてを用意した。
また問題は私自身の「眼」。
やはりルーペは必需品であろう。
当然半田吸い取り機なども必要になる。

モジュールの一つのを注意深く開けると・・・

やはり内部が炭になっていることはないようだ。
しかし部品は非常に細かい。
精密半田ごてはたかだか22Wだが、先が少し半田に当たっただけですぐ溶けてくれる。
板金工作での半田ごての反応とエライ違いだ。
しかしプリント基板のパターンを壊しては元も子もないので作業は半田吸い取り機を使いながら慎重に・・・

他のところにブリッジなどを作ることもなく綺麗に壊れた(と思われる)FETを剥がせた。
ただ取り外したときにFETの足は取れてしまったが仕方ないだろう。
大きさから察するにアルミ箔くらいの強度かも知れない。

新しいFETをモジュールケース内に落とし込んで精密ドライバーでパターンの近くに持って行く。
(ちょっとピンぼけSRI)
精密ドライバで押さえつつルーペ越しに半田付け・・・

半田付け完了。

本当は作業の動画などが撮れれば良かったのだが、この大きさ・・・
綺麗に撮すツールもなければ余裕もない。
一作業ごとの写真が精一杯だった。

このあともう一つのモジュールも行ったがコツを掴んだのか時間は半分以下だった。
感触としては、FETの取り付けよりも取り外しのほうが遙かに難しかった。
(まあ壊れたFETは物理的に壊しても良いのでパターンや他の部品を守ることが最優先かと)

さて、このLNAモジュール・・・調節するところが一つも無いのだが・・・
N/Fメータも無いので簡易スペアナ(Giga St.)でチェックするくらいか

ところでI0JXXのWeb siteではPCB基板とATF54143は購入出来るようだが、なぜか他の部品については何も案内がない・・・PCB基板が売れているのかは(?)だが・・・
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# by young_levi | 2013-04-22 16:31 | EME | Trackback | Comments(0)

70cm VUCC 50 当確!

昨年11月に取得した 144MHz VUCC に続いて、432MHz VUCCについても50グリッドを達成することが出来た。
432MHzのVUCCは144MHzでの100グリッドよりも敷居が低く50グリッドで申請が可能である。

JARLのアワードのJCCやJCGを見る限りWACAやWAGAに近い方は存在するようなので、通常伝搬のみで50グリッドを達成することは不可能ではない。
そういう意味では144MHzの100グリッドよりは敷居が低いかも知れないが私自身、通常伝播によるグリッドは5グリッドで残りはすべてEME。
やはり困難なことには変わりがないと思われる。

前回も144MHz同様、申請書とともにARRL本部に直接EMS郵便で送った。
このあたりはDXCCと事情は同じだが、受付状況がわからないので若干心配ではある。
前年ながら国内にカードチェッカーが居ないのでこの方法しかない。

3月中旬に送ってから約1ヶ月・・・
VUCCのStandings に反映された。

LoTWはDXCCだけではなくVUCCにも有効なので、アカウントにリンクしてあればStandingsよりも先に反映されるようだ。当確を待つ場合はここをこまめにチェックするのが良さそうだ。

なお、144MHz VUCCも同時に追加21グリッドの申請を行ったので422となった。

Standingsに載っているJA局は現在私1人のようだが私の知る限り過去には2局(JA4BLC局、JH0YSI局)の方が432MHzのVUCCを達成されているようである。
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# by young_levi | 2013-04-20 11:08 | EME | Trackback | Comments(0)

4/18 直下プリアンプ交換、アンテナ歪み補正、wkd. 9G5EME on 2m EME!

先月末にちょっとした不注意で2m EME用のアンテナ直下型プリアンプを壊してしまった。
普段はPTT制御は遅延処置なども含めてPICによる専用コントローラを介しているのだが、このときはちょっと受信テストのつもりでIC-7400を144MHzのEMEアレイに接続していた。
当局の設備は送信と受信の偏波を任意にコントロールでき、しかも受信は両偏波同時にできる。
つまり、エキサイタのIC910Dと反対の偏波の受信のためにIC-7400を接続したのである。
(ちなみに普段は別のIC910をつないである。)

IC-7400は7ピンと8ピンの2つのACCコネクタがあり、144MHzのPTT制御はたしか7ピンコネクタからしか出来ない・・・接続していないから送信状態にはならない「はず」と脳内では誤った思い込みになっていた。

EUのある局とスケジュールでCW EME QSOの最中に突然、受信がNGに。
あれ?偏波切り替え機などをガチャガチャ切り替えたら、反対偏波もNGに。

先日もBlogに書いたのだが、冷静になって左手をみると握っていたのはIC-910ではなくIC-7400に繋がったパドル。なにが起きたのかは明らかで、単にIC-7400でCWをブレークイン送信してしまったのだ。

7ピンACCコネクタのPTT制御が有効か無効かなどは問題ではなく、「CWブレークイン送信」という最も基本的な送信状態をすっかり忘れていたのである。

もちろんコントローラはIC-7400が送信することは知らないので、プリアンプはON状態。
そこに50Wの出力がもろに加わったということになる。

IC-7400の送信出力を最小にしてパドルを抜いていれば防げた事故ではあるがなんとも代償は大きい。

さて昨日はそのプリアンプ補修工事。
当方は高いところに上るスキルは残念ながら駄目なので、タワーを建柱していただいたFTI社に依頼した。
プリアンプはイタリアのI0JXX社製であったが、モジュールのみの交換となった。
交換はプリアンプ本体を一度地上に降ろしたが、モジュール交換自の入出力はSMAコネクタになっており非常に容易であった(半田付け箇所は電源線の2カ所のみ)。

また、一昨年の台風15号のあとアンテナの歪みがひどく当時応急処置的な対応はしてもらったがその後時間が経つにしたがってさらに酷くなってきたので今回はその補正もやってもらった。
さすが専門家というべきか鉄塔上や屋根の上でいとも簡単に作業を進めていく・・・

最終的にはH-フレーム、T-Braceやカウンターウェイト部分の歪みはかなり取れた。
ただ何度も大風を受けている故、ブームの曲がりがわずかに残っているがこれ以上の改善は難しいとのこと。

先日から始まっている9G5EMEのペディは4/14にJA陣に最初のチャンスが来たがこのときは残念ながらincomplete。(JAはJH2COZ局、JH0MHE局、JH5FOQ局が成功。)

コンディションの関係もあり次のQRV予定は4/20とのことだったが、昨日夕方にOpeのPE1L局(Reneさん)がN0UKロガーに来てVK2KU局とともにスケジュールを組んでくれた。

21時15分。向こうの月出・・・見えない。
向こうは月出方向に木があって前回はその木の下を抜くというアプローチだったが、今回もまだ木から完全には逸れていない。

向こうの仰角が10度を超えても全く見えない・・・
でロガーで突然Congrats!!
どうやらVK2KU局(Guyさん)が成功したようだ。
彼もまた非常に厳しい窓の狭さだった。
tryはまだ続くが・・・向こうの仰角が12度前後になったとき・・・

4/18 1306U 9G5EME IJ95 144.134 JT65 EME -27/-24 Init#702 New DXCC #116 (Ghana)
Tnx for QSO!

できた!!急に浮き上がってきた感じだ。
非常に困難な状況であったが、プリアンプ修理とアンテナ補正が効いたのは間違いない。
RRRがくっきりと見えQSOのCompleteが確定したときの脱力感は凄かった。
PE1Lら、オランダのAtletico Teamの実績も凄いが、窓が狭い局を限定してスケジュールを組んでくれたりその熱意には頭が下がります。

これで2m DXCCは116wkd. となった。
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# by young_levi | 2013-04-19 12:01 | EME | Trackback | Comments(0)
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アマチュア無線局 JE1TNL のSAT & EME の日記(愚痴、独り言)です。

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